ビブラート特訓⑤転がしを味わう1(動画つき)
動画はこちら
まねきビブラートが利用人口が一番多いですし、
まねきビブラートと私の上下ビブラートは同じように練習を進めていけるので、この2つのやり方でやっていくという前提で話していきます。
ビブラートはできるときれいだし、憧れると思うのですが、
あわてて習得しようとすると、また、見よう見まねで適当にやっちゃうと、気持ち悪い、酔うような、またはうるさい、人を不安定にさせるビブラートが身につくので、
くれぐれも、習得を焦らないこと。
ステップをきっちり踏んで、一歩一歩地道に練習するようにしてください。
もう一回言います。
焦るな!
では、ビブラート第一歩。
開放弦でやってみましょう。
人差し指つけ根の部分、ま、虎口ですね、
ここに瞬間接着剤を塗り、竿にくっつけます。(っと、本気にしないでよ、冗談冗談。イメージです。)
さて、虎口の皮は竿にくっついちゃいました。
でも皮一枚はくっついているけど、中の肉や骨は動きますね?
では、皮は竿にくっついた状態で、中の骨を上に上げてみましょう。
(写真は分かりやすいように親指をどけて撮影してます)
皮がよれてるのが分かりますか?
皮がよれるけど、中はくにゅっと動きますね?
じゃ、下にも動かしてみましょう。
しわのところに注目です。
皮だけくにゅっとなります。
できます?分かります?
竿に皮をくっつけて、中の肉や骨だけくにゅくにゅ動かすという練習。
実はこの動き、すでに立派にビブラートなんです。
開放弦にもビブラートをかけたい時にこうします。
このくにゅくにゅが竿に振動を与えて、ビブラートになるんです。
関連記事