ビブラート特訓③ビブラートの種類(動画つき)

由紀子

2019年11月30日 14:39

動画はこちら
https://youtu.be/0lQ1O2ru0Y0

さてさて、いよいよ、多くの人の悩みどころ、ビブラートシリーズの始まりです。パチパチパチ…

ビブラートって、二胡の大きな魅力のひとつ
なのに、習得も難しいもののひとつ。

うまくできなくて困ってる方も多いはず。

ま、じらすわけじゃないけど、
ビブラートの習得に関する話の前に、
ビブラートの種類について話します。

ビブラートの種類って、まあ、いっーぱいあるんだよね。

で、演奏者や先生によって違うから、
いろんな人のを見たりしている人なんかは迷っちゃう。

まず、大きく分けて、
滚揉・滑揉・圧揉・扣揉
の3つに分けられます。

滚揉というのは、ころがしてビブラートするという意味。
私はコロコロビブラートと呼んでいます。

普通これを使います。
歌うような、滑らかな、心地よい伸ばし音にできます。

指先の丸さを使って、指先をコロンコロンと転がす運動をし、その接触点を変えることにより音高が変わるという原理。

滑揉というのは、
弦の上を指先を上下に滑らせて、本当に位置的に押さえる場所をずらして音高を変えるという原理。
私はスリスリビブラートと呼んでいます。

民族的に表現したい時や楽しく大きな揺れがほしい時やこぶしっぽい歌い方にする時などに使います。

圧揉というのは、
弦を竿の方向に押してしならせることによって音高を変えるという原理です。
私は押し押しビブラートと呼んでいます。
コロコロビブラートをやりながら押し押しをやったりもします。
重い音質を出したい時に使います。

扣揉は圧揉と同じく弦をしならせて音高を変える方法ですが
多く小指に使います。
悲しい曲や泣いている表現に使います。


これが大きく分けた種類です。

滑揉や扣揉はわりと上級レベルに使われます。
コロコロビブラート以外の方法についてはどの先生も同じなので、多く語ることはありません。

問題は滚揉コロコロビブラートです。
99%これを使うのですが、
これのことについてまた次回。
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