ハーモニクスの位置1
では今回はハーモニクスの位置について。
ハーモニクスはいっぱいあります。
その中で、代表的な所と
覚えておいた方がいい所と
上級になってから使う所と
に分けて紹介します。
まずは代表的な所その1。
千斤と駒のまん中、1/2の位置です。
もう位置を覚えてしまいましょうね。
駒との半分っていうと見た目を取るのが難しいので、二胡の筒からどれぐらいかを見ましょう。1/3ぐらいでしょうか?
ここは、開放弦の1オクターブ上の音が出ます。
実際上から数えて行っても、開放弦の1オクターブ上の音に位置が一致します。
例えば、D調内弦、
ドが開放弦ですね、ハーモニクスは1オクターブ高いドが出ますし、
上からドレミ…と数えていって1オクターブ高いドの所、そこです。
代表的な所その2
代表的な所その1の所と駒のまん中、
千斤と駒の下から1/4の所、です。
ま、二胡の筒から3㎝ぐらい上あたりです。
もう位置を覚えてしまいましょう(音で探すのではなく、見た目で)
二胡の筒から何㎝上か。
ここは、開放弦の2オクターブ上の音が出ます。
D調内弦なら2オクターブ高いドです。
ここも、上からドレミ…と数えていってもちゃんとドの位置です。
その1もその2も、ハーモニクスも実際の音も同じ音高。
だだ音色がエコーかかってると。
この原則は何の楽器でも同じ。
つまり、弦の半分の位置は開放弦の1オクターブ上の音が出るんです。
そう、竿が長くても短くても関係なく。
これは豆知識として覚えておきましょう。
代表的な場所2ヶ所
覚えましょうね。
ハーモニクスシリーズ、まだまだ続きます。
次回記事を読んでね。
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