F調特殊な手つき
F調で、手の位置を下に下がらずに構えるやり方があります。
手をD調のように千斤の位置に構えます。
内弦は一指低い7、二指が1、三指が2、四指が3で、
外弦は一指が千斤のすぐ下の4、二指が5、三指が6。
さてここで問題です。
外弦三指6はD調で言うと何の音ですか?
すぐ答え見ないでちゃんと考えてくださいよ。
では答え、
高い1です。
つまり、いつも押さえ慣れている三指の位置です。
これが、上から千斤の近くが4、その一音下に5でその一音下に6、
って取ってると、ちょっとどこやねんっていう場所に思える。
いきなり、はい、三指で6って言われても、すぐ押さえられない、
上から数えないと、って。
これじゃダメ。
6はD調の普通に三指の所。
これだと上から数えなくてもバチッとすぐ押さえられる。
他の調でも、特殊な手の位置はあります。
そんな時は、ほかの調と照らし合わせられるようにしましょう。
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