二胡は持って弾くんじゃない?
二胡は持って弾くんじゃない。
どういうことでしょう?
いやそりゃ持たないでしょ、ひざに乗せてるから。
って思った人、残念、そういう意味じゃなくて。
二胡は持ってはいけない、つまり握ってはいけない、ってことでしょ、って思った人、これまたハズレ、そういうことでもなくて。
二胡を弾くのって、自分の前に二胡があって、それを手で持って指で弾いてる、って感じでしょ?一般的なイメージとしては。
何が言いたいねん?って思うでしょうけど、今回の話って伝わるかどうかって感じの話です。
伝わる人には伝わるし、伝わらない人には何について話してるかさえ分からないかも。
でも、これが分かるか分からないかで、その人の二胡レベルがあるかないか分かる。または、分かろうとするかしないかで、その人の二胡への本気度が分かる。
とかって、こんな事言われたら、ちょっと気を入れて読んじゃうんじゃね?
で、もっかい言うと、
二胡って、自分の前に二胡があって、それを手で持って指で弾いてるって感じ?
これを図にするとこんな感じ。
上から見た図で、赤いのが二胡。
これって、持ってる。
手を離したら取れる、離れる、外れる、他人、物、…分かる?このイメージ。
で、きっとプロ達はこんなだと思う。(って私の感覚を勝手にプロ達とイコールする)
二胡が体の中心にある感じ。中にある。
その感じは、抱える、包む、体から生まれた、琴筒はお腹の一部・呼吸器の一部、弓は腕から伸び出た筋、…分かるような気する?
この話は前回の記事、
「二胡が上手か下手か一目で分かる方法」
と大きな関係があると言える。
『下手な人は二胡を持って弾いている』
この文、変な文だけど、前回の記事と今回のここまで読んだ人はその意味が分かるだろう。
今回のタイトル、
二胡は持って弾くんじゃない。
あなたは意味分かったかな?
関連記事