34問題(F調第一ポジ)

由紀子

2016年06月14日 22:27

今回は
<三、四指のミファ>

やっかいです。
くっつけにくい、動きにくい、どんどん手が下がっていく、という罪深いミファです。

説明の前にまずお約束があります。
虎口に接着剤を付け、F調の位置の所で竿にくっつけてください。

ペンで赤く書いた所と白い印を付けます。
(本当に接着剤で付けたらあかんよ〜イメージね、イメージ)

さてF調のミファ(外弦シドやG調第ニポジなども同じ)

そもそも薬指と小指という動きにくい指でこちゃこちゃ弾くというのは指がモチャモチャします。なんとか計画的に合理的に動かしたい。

どんなふうに出てくるかで、どう動かすかが変わります。

で、ふた通りの方法を紹介したい。
1.入れ替え法
2.出張法

入れ替え法というのはミを離してからファを置く、あるいはファを離してからミを置くという方法。
この場合は必ずミファが分弓であることが条件です。
例えば2432と弾く時、
2の指は保留して4を弾き、、四指を離して三指を置いてミを弾きレを弾く。
すると手の位置がズレにくいし、最後のレの音が正確になる。
入れ替え法は手の形や位置がくずれにくく音が正確に取りやすいというメリットがある。

出張法というのはミファが連弓だったり、434と三、四指が連続して出る時に使う。

例えば2343と弾く時
レは離してミを弾き、ミを保留してファを弾きミに戻る。

さてなぜ出張法と名付けたか?
先ほどの接着剤、取れてはいけません。
虎口の位置は下がって来てはいけません。指だけが下の方に寄って行くだけです。本社に帰ろうとすればすぐに帰れる状態です。

これは接着剤が取れちゃってポジションチェンジみたいになってます。これはダメ。

こちらは接着剤がくっついて虎口がズレてません。


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