先に左手、後右手のトレーニング

由紀子

2015年03月10日 12:27

左手と右手が同時に動くくせは良くない。
ま、両手配合練習なんかは、ほぼ同時に動くように練習するわけだけど、でも同時じゃない。

左手は右手が動くより早く準備されないといけない。

ところが多くの人が、左手を動かすと右手も弾いてしまう。
逆に言うと、右手が動く時になってから左手が準備にいく。

これを左手の後に右手が動くように訓練しなければいけない。
この訓練はすごく地道にまじめにやらなければいけない。

やる覚悟を決めなければいけない。

やる覚悟というのは、曲を弾くという楽しみをお預けにする、絶対必要なことでありマスターするまでやるんだ、という決意だ。

そんなおおげさなもんか?と言えば、そんなおおげさなもんだ。

たいてい曲を弾くことに流されて、おろそかな練習態度になる。

というか、そもそもそこまで大事なことだという認識がないのだ。

いい音で、ちゃんと二胡を習得したいなら、ぜひがんばってやってほしい。

練習方法はいたって簡単。

弓を推したり引いたりする前に、いったん止まって、左手指があるべき状態になったのを確認してから、弓を動かす。

これが結構難しい、というか、ちゃんとできないもので、よっぽど気をつけてゆっくりやらないと、右手はフライングというか、同時というか、で動いてしまう。

そこで、こんな練習をしてみて、その感覚を味わってほしい。

メトロノームを80ぐらいに合わせて、
1拍めはソ、
2拍めは左手人差し指が押さえ(決して音は出さない)、
3拍めで右手を引いて音を出す。
こんな感じで、外弦ソラシドレドシラソを弾くとこんな手順。
1ソ弾く、
2ラを押さえる、
3弾く、
4シを押さえる、
5弾く、
6ドを押さえる、
7弾く、
8レを押さえる、
9弾く、
10レを離す、
11ドを弾く、
12ドを離す、
13シを弾く、
14シを離す、
15ラを弾く、
16ラを離す、
17ソを弾く。

ぜーったい、左手が動いたらついでに右手も反応して動いちゃう、がないように。

やってみそ。
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