速くできてる感は錯覚?
速弓や速い曲なんかで、
ゆっくり弾いてもらうと、
ゆっくりだと感が狂うといって出来ない人。
あなたは、速くても、実は弾けてない。
メトロノームでどんなにゆっくり設定されても、
(いや、むしろ、ゆっくりのほうが)
きちんと弾けなければおかしい。
速く練習してたから、ゆっくりになると出来ないってのは、
そのできてた感はまやかし。
例えば、
跳弓なんかなら、ゆっくりってのはムリかもしれない。
跳ばした反動を利用するから。
でも、速弓などは、どんなにゆっくりになろうと、弾けなければうそだ。
速く弾くと、ごまかせる。
雑音も消える。
右手の慣性の法則でなんとなく左右に振れる。
でもそれは、コントロールの入ってない弾けてるだ。
コントロールされた弾けてるは、
ゆっくりでも
途中からでも
この音でピタッとストップしろと言われても
できる。
スケートで、クルクル回る。
1回転なら1回転
2回転なら2回転
3回転なら3回転
1回転半
2回転半
3回転半
ちゃんとコントロールして、意識して回ってる
クルッと反動をつけたら勢いで適当に回ってるわけではないだろう。
速弓を、速く練習したらその速度でしか再生出来ない人は、
勢いで適当に回ってるスケートのようだ。
速弓なんてできないし、
という人も人ごとではない。
普段の曲をゆっーくり弾いたら、リズムがわからなくなっちゃうとかないだろうか?
速弓を速く弾けるように練習したら、
音符を追わずに、手に覚えさせたのに任せて弾く、ということはある。
音符を追っていると間に合わないから。
でも、コントロールはきいている。
何回転したかは分かっている。
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