目標
みなさんは、目標を持って二胡をやっていますか?
人に聞かせられるようになりたい、
ボランティアに行きたい、
先生になりたい、
きれいに楽器を奏でられるようになりたい…
私が初めて二胡を始めた日、
先生に、どんな目標で二胡を始めましたか?と聞かれました。
私は答えることができませんでした。
先生は、目標を持った方がいいと言いました。
しかし、その後も目標はありませんでした。
今、その時に戻ったとしても目標は答えられませんね。
目標って、ある方がいいのかな?
目標があったのに、中途でやめていった生徒さんも結構います。
今の私にも目標という遠い所はない。
あるのは、目前の課題に取り組むこと。
弓をブレずに弾くとか、
ここの音を正確に出すとか、
すごく小さなこと。
遠い目標がある方ががんばれる人と、
遠い目標にたどり着くのがなかなかで逆にモチベーションが下がる人といるだろう。
今スランプに落ちてる人、
二胡が楽しくなくなってる人、
練習がおっくうな人、
なんかは、
きっと、曲単位で自分の二胡上達具合を測っている。
今習っている曲を上がることがいいことだと、結果を出せたと思っている。
もっと小さなことで達成感を感じれば、二胡はいつも楽しい。
一曲を仕上げることに必死にならず、
ここの滑音が奏でられた、
この音がきれいに鳴った、
ここのポジションチェンジが成功した、
なんていう一つ一つの動作、音を喜べば二胡を楽しめるし、
その方が上達すると私は思う。
関連記事