弓交換
弓は消耗品です。
いつか交換しなければなりません。
弓の毛が減って、擦るのに力がいったり、音に厚みがなくなったとき。
弓の毛全体がたるんだとき。
弓毛の質が落ちたとき。などですが、
今回はこの弓毛の質が落ちたときについて詳しく話すことにします。
弓の毛には小さなトゲトゲが生えていて、
劣化してくると、このトゲトゲがなくなり、つんつるてんになって、
松ヤニも付きにくいし取れやすい。
トゲトゲが弦を擦っているので、なくなると音が出にくくなります。
目安は
弾くのに力がいる、
松ヤニを塗る時、弓に付かずに粉ばかり出る、
ピーピーという音が鳴りやすい、
などです。
見た目や使い心地で判断するのは難しいと思うので、
もう何年も使ってるなぁというなら、交換してはいかがでしょうか。
交換方法は
弓の端にあるネジをゆるめて抜き、竹から弓毛の取り付け部分(プラスチック)を外し交換します。
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