メモのしかた
レッスンの時、先生の言うこと、
または音の処理をメモすることは多々あるだろう
例えば、
スタッカート気味に短めに弾く、
ビブラートをする
勢いよく終わる
保留指をする
など
これを文字でツラツラ書く人がほとんどだ。
実はそんな手間入りで、瞬時に読めない文字を書かずに、なんとかできる場合がある。
いや、なんとかするほうがいい。
すでに記号があるものまで文字で書く人がいる
スタッカートならすでに記号があるのに、
文字で“スタッカート”と書く人がいる
ハーモニクスも記号があるのに“ハーモニクス”とていねいに文字で書いている
こんなのは、論外だ。
その方が目に入りやすいのか?
記号を覚える頭がないのか?
そのほか、記号としてないものは
自分なりの記号を作るべきだ。
例えば、
‘短めに’だがスタッカートほどではないものには、逆三角形の中に縦ラインを入れるとか
ゆっくりなら‘ゆ’ 速くなら‘は’ とか
指をくっつけるように注意するなら‘近’ ‘接’ ‘∞’ とか‘8’とか指二本の絵とか
だんだんゆっくりなら‘ ゆ〉’
だんだん速くなら‘ 〈は ’ とか。
私の場合、生徒さんの楽譜に、
保留指の指番号を◯で囲んでいる
ビブラートの所や波の大きさを‘〜’で表わしている
しっかり止める所に縦線を書く
などしている。
ほかにも自分の楽譜には、自分にしか分からない記号が存在する。
何も書かない人もいるが、
案の定次回も同じことを言われ、
前回のレッスンを無にしている。
どうだろう?サッと書けてサッと読める記号を作ってみては。
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