おやすみ二胡 月の光をアップしました
音源はこちら
https://youtu.be/Tc53w5q1oOA
数年前のある日の夜、車で帰宅中、道の真ん中に亀がいるのを発見しました。
こんな暗い夜にこんな所にいては車に踏まれてしまう、危ないな、と思いながら
よけて通りました。
後から、あの亀、道の横にどけてあげたら良かったかな、と後悔しました。
今度こんな事があったら、ちゃんとしてあげるべきだ。と思いました。
先日、夜帰宅中、同じ所あたりに亀がヨチヨチと道の真ん中で歩いていました。
あ、まただ、危ない、と
道の真ん中に車をストップしたまま、ヘッドライトに照らされた亀の歩きを眺めていました。
今度は助けてあげなくちゃ、
と亀の甲羅に手をかける…というのを想像したら、
んーやっぱりできないな、(気持ち悪い、こわい)
と思い、再び車を進めてよけて通り過ぎました。
ま、例えば死んだ猫が道路にある時も、車は気付いてよけているから、きっとみんな私と同じく気づくだろう、と思ったりして。
テレビで、道路の真ん中に落ちていた落下物(コンクリートの車止めで亀ほどの大きさ)に車が当たってタイヤがバーストした、というニュースを見て、
やっぱり亀危ないな
でもつかめないな
と、夜の闇の中道路へ這い出す亀の事が
心の小さな異物感となっている。
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