初めの一歩
さて、それからまた月日が経ちました。
ある冬のことです。
その時は短期間の滞在だったように記憶してます。
私はもう二胡習いたい気持ちがおさまらなくなり、
もういい!
持って帰れなくていい、
やってみたい!
どうでもいいから、
とりあえずやってみたい!
と思いました。
そして、ダンナに言ったんだったかな…
ダンナのママ(中国語でお母さんは媽媽〈ママ〉と呼ぶ)、つまりお姑さんが、街で二胡を買ってきてくれました。
そして、この地域内で二胡のできる人がいないか、あたってみる、
と言ってくれました。
この地域は退職した学校関係者の住むところだったので、
昔楽団で二胡を演奏していたことがある、というおじさん(退職者なので60歳は越してる)に連絡を取ってくれました。
ダンナは私一人で、見知らぬ男性の家に行くことを非常に心配してました。何回もママに、どんな人だ、知っている人か、と聞いていました。
私は超入門用の二胡とおみやげのデンチ(私の家ではデンチと呼んでいる、冬に着る綿のちゃんちゃんこ)を持って、近所の楼に住むおじさんを訪ねました。
なんとこの時、
帰国一週間前。
続きはまた次回。
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