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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2024年03月14日

チューナーで音高確認の落とし穴(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/gMNuuJ80e_I

チューナーで音が合ってるか確認する。

いいと思います。
チューナーは先生がわり、
音がズレていたら教えてくれる便利なアイテム

しかしながら、その使い方ではためにならん、何も身につかないし、弊害さえ出てるよ、っていう使い方に注意です。

自分が思っている所を押さえて、音が合っているか、チューナーを見ますよね、そう、それでいいんです。

ところが、ここからが問題。
合ってれば何もないのですが、違っている時のこの後の行動、意識が大切。

指をにょいとずらして、チューナーを見ながら正しい音に押さえに行く。ちょっとずらして行き過ぎたら戻したりしてばっちりの音に合わす。
あ、ここか、と次に進む。

はい、ダメー

あなたの押さえた音は高かったのか低かったのか記憶がありますか?

ない? 話にならないですね。

例えば、第二ポジションから始まる曲で、
ここかなと思う所を押さえたあと、チューナーを見て正確に合わせて、曲を弾き始められた方に、あ、すみません、さっきチューナーで合わせた時、はじめズレてたのはどちらにズレてたんですか?って聞くと、意識してなかったって答え。
ありゃりゃ。

まず確認すべきは、自分の思っている所はどちらにどれくらいズレていたかです。

そして、それを踏まえて、学習する

曲の途中なら、指を離して、前の音からもう一度やり直すのです。
にょいとずらしてはいけません。

身につけたいのは、まずは感覚です。
前の音から指の広げ具合、あるいはポジションチェンジなら虎口の移動具合、をどのくらいか身につけないと。

あとでにょいとずらして、これが合ってるのか、なんてやっても意味はありません。

例えばです。あなたの立っている所に印をつけました。
そして、5メートル先に線を引きました。
目を閉じてこの線ぴったりにつま先が来るよう歩いてください、と言われました。

あなたは線よりずれました。そして、ちょっと移動して線につま先を合わせました。この日は線にぴったりつま先を合わせたという事になって終了。
また次の日、印の所から線まで歩きます。
またずれたので、ちょっと移動して合わせました。
また次の日、ちょいと移動して終了。…

分かりますか?
これではダメなんです。学習の過程がない。
線まで足りなかったのか越えたのか、
何センチ足りなかったのか、何センチ越えたのか、
これをちゃんと認識して、次はそうならないように意識しなければいけません。

そして、ちょっと移動して合わせたのを、「合わせた」と勘定しない事。
ちゃんと一発的中でないと意味がありません。
学習して、歩幅を広げるなり狭めるなり、
歩数を増やすなり減らすなりして、
次のチャレンジをしなければいけません。

という事で、
チューナーで音を見たら、
音が高かったのか低かったのか、あとどれくらいだったのかをしっかり確認する。

そして、もう一度もといに戻って、前の音から、修正を加えてチャレンジです。
この作業を何度も繰り返し、音に一発的中で当たるようになったら、耳の出番です。

よく聴いて、音程を覚えるようにします。
だから、一発的中したら終わりじゃないんです。
的中音を何度も耳に聴かせて、覚えさせる。
そして手にもクセづけする。

これでこそ練習です。
チューナーの有効利用です。

毎回にょいとずらして学習した気になっていては、いつまで経っても身につかないどころか、
その間違った音に毎回行ってるという事なのだから、間違った手指感覚をがんばって積み重ねているということになるので、その使い方は身につける弊害になっていますよ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:49二胡上達

2024年03月07日

おやすみ二胡 スマイルをアップしました

音源はこちら
https://youtu.be/O5xnpJ4gX_Q

うさぎのダンスって曲知ってます?


YouTubeで見るならこれ
https://youtu.be/s60mqdqfXw4?feature=shared

なんだかうれしい時に歌っちゃうんですが。

ところが、この曲の中の後半の音の上行下行していく部分
タラッタ ラッタラッタラッタラッタラッタラ
って所が
めちゃ音痴になります

皆さんちゃんと歌えます?
歌ってみてください
♪タラッタ
ラッタラッタラッタラッタラッタラ
難しいです  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 13:15ひとりごと

2024年02月29日

たるんだ弓毛の直し方(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/dQJn_Tjh1II

弓製作の名師、王小迪さんに教えてもらいました。

弓の毛がたるーんってなった時の直し方。

まず、全体的にちょっとたるんだ毛が多いなあ、という場合。

これは陽の光に当てる、です。

日当たりの良い窓際に立てかけて、しっかりお日様に当てると、まっすぐになるそう。
30分ぐらいでいいそうですが、直らなければ更に長く。
自然の力はすごいのよぉ、とおっしゃってました。

ただ、夏の暑い中は、松脂が溶けちゃうので、ほどよい日当たり場所、時間を選んでね。

毛が数本、たらーんとなっている場合は、
火で炙るんです。

ライターを火を小さめにして、弓毛の3センチほど下から、左右に進め、たるんだ毛を炙ります。
あーら不思議、みるみる毛がシャキンと戻っていきますよ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 14:13二胡関係

2024年02月23日

おやすみ二胡 沂蒙山小調をアップしました

音源はこちら
https://youtu.be/UmW6FYrZNKw

私は小学生の頃、少女バレーボールに所属していました。

私は何を隠そうすごい運動が苦手
成績はいつも5段階の1

なのに、外でバレーボールで電柱相手にラリーしてたら、上級生から声をかけられ、運動音痴のくせにバレーボールだけはやってみたくて入ったのです。

そして、練習はいろんなメニューがありました。
ランニングから腹筋や背筋、柔軟体操。
ま、これらはわかりやすいのですが、

ボールを使った練習、
これが2人1組になっていろんなパスをするんですね、
ボールを両手で地面に思いっきり投げつけてバウンドさせるとか。

今思うのですが、何の練習なのか、何にいいのか、
また、どうなるように注意してやるのか、
何も分からない。

高校の演劇部でも同じでした。
なんでダンスもやるのか?

こんな練習は意味がずいぶん薄くなると思うのです。

やはり練習は、
何の練習をしているのか、
どうなるのがいいのか、
分かってやらないと。

二胡もしかりでしょう。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 13:37ひとりごと

2024年02月15日

弓の簡単な付け外し方法(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/LNS_f_uMp3c

弓製作の名師、王小迪さんに、弓の簡単な外し方、取り付け方を教えていただきました。

今までは、弓の先にあるネジを一生懸命ねじって、つけ外ししていました。

これはその必要なし。

王小迪さんのやるように、壁に対してつけてお腹とでやるのが一番やりやすいですね。

壁が使えない場合は地面に対してやることになりますが、ちょっと力が入らないのでやりにくいですが。

すごく手間と時間がかからない。

それを習った後二胡屋さんに行ったら、二胡屋さんもその方法でやってはりました。

なんだ、こっちが普通なんか?
もう、ほんま今さらやわ。
と思いました。

でも慣れないと、なんか弓がバキッと折れそうでこわいんですけどね。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:51二胡関係